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特許について

4.

どのような技術が特許になるか

・難しい用語はなるべく使わずに説明します。
簡単に言えば、新しい技術であればいいのですが、新しい技術だからと言って何でも特許になるわけではありません。従来の技術にほんのちょっとだけ改良しても、従来とそれほど変わらないなら特許になりません。また、従来の技術と従来の技術を単に組み合わせて新しいものが完成したと言い張っても、それは単に組み合わせただけなので、特許を認める価値はないと判断されます。
要は、今までの技術と違う点がいかに優れているかがポイントです。従来の技術と従来の技術を組み合わせても、へ~とか、ほ~と思えるぐらいの効果があれば特許になるのです。
・傘を例にして説明します。
いつの時代かわかりませんが、「傘」というものがなかった時代は、雨が降ると、ずぶ濡れになっていたか、何かを頭の上に覆って走っていたでしょう。それを見て、誰かが傘(という言葉はなかったでしょうが)を発明したのでしょう。(あくまでも想像での話です。本来の説明は次です。)
このように0(ゼロ)から「有」を作り出すことが発明ですが、発明はそれだけではありません。木製だった傘をビニール傘にするのも発明です。ジャンプ傘にするのも発明です。撥水加工を施すのも発明です。発明は0(ゼロ)から「有」を生み出すことだけと思っている方も多いですが、現実には、既存のものを改良したものの方が多いのです。
・改良は売り上げにつながります。
先程説明した「へ~とか、ほ~と思える効果」は特許されるか否かのポイントだけでなく、売り上げも左右されます。企業が発展し続けるためには、この「へ~とか、ほ~と思える効果」、逆に言えば、「それを必要としている人に、へ~とか、ほ~と思わせる技術」を生み出すことが必要なのです。





















特許について
  1. 特許権は強大な権利です
  2. 特許出願しないと特許権は得られません
  3. これでも安くなった費用について
  4. どのような技術が特許になるか
  5. 特許権には有効期限あります
  6. 従業員がした発明は会社のもの?
  7. 世界特許というものはありません
意匠について
  1. 製品の形(デザイン)も権利になるのです
  2. 意匠権について
  3. 手続の流れについて
  4. 特徴的な部分だけでも権利になります
  5. 似たデザインも出願しておくと有利です
  6. 外国の意匠制度
商標について
  1. ブランド名は企業の信用の証です
  2. 商品やサービスに名前を付けると商標です
  3. 半永久的にそのブランドを独占できます
  4. 費用について
  5. 商標権侵害事件は頻繁に起こっております
  6. 各国の商標権を一元管理できます
著作権について
  1. 下手な絵にも著作権が発生しています
  2. ホームページ制作を外注に依頼するときは
  3. 社内資料として雑誌や新聞をコピーすると?
  4. 著作者人格権に注意!
  5. 世の中にまん延する著作権侵害
不正競争防止法について
  1. 不正競争防止法とは?
  2. 店舗名を考えるときは慎重に
  3. 取得したドメインが取り消しに?
  4. 他人事ではありません。事件の多さについて
契約書について
  1. 契約書はとても重要です
  2. 契約書を誤解していませんか
  3. ネットに存在する契約書ではダメです
  4. 従業員との契約も必要です
  5. 形式的になっている秘密保持契約書