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特許について

7.

世界特許というものはありません

・特許権は各国それぞれが与えるものです。
しばしば「世界特許」という言葉を聞きますが、そんな言葉はありません。日本は日本国内だけの特許権、アメリカはアメリカ国内だけの特許権です。
したがって、アメリカでも特許を取りたい場合は、アメリカ合衆国に特許出願をしなければなりません。費用も国数だけかかります。
・手続を統一した制度はあります。
ヨーロッパの場合は、ヨーロッパ特許庁という組織が、出願や審査を統一して行われますので、便利な制度です。
また、国際特許出願という制度があり、出願の手続だけを統一したものもあります。
・どの国に出願するかの目安
誰も知らない国に出願しようとは思いませんが、知っている国だけでもたくさんあり、どの国に出願してよいか困ります。
考え方の基本は、製造する国と販売する国に出願すべきです。ベトナムで生産し、アメリカと日本で販売するなら、ベトナム、アメリカ、日本の3カ国です。
では、模倣品が中国で生産された場合、中国での特許権がない以上、中国国内での生産行為の中止を求めることはできないため、日本に入ってくる時(輸入の時)に押さえるしかありません。そんな面倒なことを避けるためには、模倣品が製造されやすい国も出願すべきかどうかも検討すべきです。ただし、技術のレベルが比較的低いため、技術レベルによっては必要ない場合もあります。























特許について
  1. 特許権は強大な権利です
  2. 特許出願しないと特許権は得られません
  3. これでも安くなった費用について
  4. どのような技術が特許になるか
  5. 特許権には有効期限あります
  6. 従業員がした発明は会社のもの?
  7. 世界特許というものはありません
意匠について
  1. 製品の形(デザイン)も権利になるのです
  2. 意匠権について
  3. 手続の流れについて
  4. 特徴的な部分だけでも権利になります
  5. 似たデザインも出願しておくと有利です
  6. 外国の意匠制度
商標について
  1. ブランド名は企業の信用の証です
  2. 商品やサービスに名前を付けると商標です
  3. 半永久的にそのブランドを独占できます
  4. 費用について
  5. 商標権侵害事件は頻繁に起こっております
  6. 各国の商標権を一元管理できます
著作権について
  1. 下手な絵にも著作権が発生しています
  2. ホームページ制作を外注に依頼するときは
  3. 社内資料として雑誌や新聞をコピーすると?
  4. 著作者人格権に注意!
  5. 世の中にまん延する著作権侵害
不正競争防止法について
  1. 不正競争防止法とは?
  2. 店舗名を考えるときは慎重に
  3. 取得したドメインが取り消しに?
  4. 他人事ではありません。事件の多さについて
契約書について
  1. 契約書はとても重要です
  2. 契約書を誤解していませんか
  3. ネットに存在する契約書ではダメです
  4. 従業員との契約も必要です
  5. 形式的になっている秘密保持契約書